リトミックの歴史を知ろう！ ダルクローズとリトミックとの関係性とは？
2024/01/25
「リトミック」はMUSICGATE VERSEで提供する主軸の１つの活動ではありますが、今回は歴史などをご紹介したいと思います。「リトミック」は、動きや音楽を使った教育方法の一つで、こどもたちの健やかな発育や心身の発達を促進することを目的にしています。しかし、リトミックの歴史は古く、その起源は19世紀にさかのぼります。この記事では、リトミックの歴史をたどり、深く関わる人物であるダルクローズとの関係性もとても気になるところです。
目次
リトミックの歴史を知ろう！
リトミックは、音楽と身体表現を組み合わせた総合的な教育方法です。その起源は、19世紀フランスの音楽教育者エミール・ジャック＝ダルクローズにあります。 ダルクローズは、音楽を聴いただけでリズムを感じさせる「内的リズム感覚」を大切にし、子どもたちが楽しみながらリズム感覚を身につける教育を提唱しました。そして、彼の弟子であるジャクリーヌ・ピステル・ダルクローズとエマニュエル・メルトンが、リトミックの手法を発展させ、現在のリトミック教育が生まれました。 リトミックは、子どもたちにとって音楽だけでなく、発音や文字なども楽しく学ぶことができる教育方法であり、現在世界中で広まっています。 ただし、ダルクローズとリトミックとの直接的な関係性はなく、リトミックはダルクローズの手法に基づく別の教育方法と位置付けられています。
ダルクローズとリトミックとの関係性とは？
ダルクローズの音楽教育に基づくリトミックは、ダルクローズが提唱した「内的リズム感覚」を大切にし、身体表現を用いてリズム感覚を身につける教育方法です。 ダルクローズは、音楽が持つ情熱的な魅力を通じて、子どもたちが内的なリズム感覚を磨くことを提唱しました。そのため、リトミックでは、子どもたちが自由に身体を動かし、音楽を感じながらリズム感覚を養います。 リトミックには、ダルクローズの手法と同様に、音楽やリズムを感じることや、音楽を通じたコミュニケーション能力の向上、脳と身体のバランスを整える効果が期待できます。 ダルクローズが提唱した音楽教育は、現代の音楽教育に多大な影響を与えています。そして、リトミックという新しい音楽教育手法が、ダルクローズとリンクしながら世界中で広まっています。
まとめ
総じて、リトミックは、子どもたちが音楽やリズムを楽しみながらコミュニケーション能力を向上させ、身体表現を通じて創造性を発揮していく手段として、幅広く世界中で愛されています。
MUSICGATE VERSEでは、このダルクローズの「リトミック」と音楽的な「ソルフェージュ」を混ぜ合わせたオリジナルのリトミックで、幼児期にかけがえのない経験を与えたいと考えています。
たくさんの活動のねらいを定めたリトミックで、子どもと一緒になって大人も楽しみましょう！
